【堀越勝格の経営ノート】「決める」決意
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【堀越勝格の経営ノート】「決める」決意
決めるということ。
経営について考えてみましょう。
現在の会社の状態は、自然にそうなったのではなく、すべて、数年前の意思決定の結果でしかありません。
・新しい事業に進出した
・顧客を増やすと決意した
・新しい人材の採用を開始した
・リーダーの育成に着手した
・組織の仕組み作りに着手した
色々な意思決定をしたり、あるいは先延ばししたり。数年前に行った意思決定の結果、当時着手したものがいま形になっていたり、あるいは、当時決められず先送りしたものが相変わらず問題として残っていたり。
個人でも経営でも、決めるタイミングは常に「今」しかなく、先送りすれば結果も先送りされます。3ヶ月で3キロ痩せようとすれば、今着手して結果は3ヶ月後。1ヵ月先送りすれば、結果は4ヶ月後です。リーダー育成に今着手すれば成長の実感は1年後。1年先送りすれば成長の実感は2年後。
選択に迫られたとき、「やる」か「やらないか」を決めること。
決めることを「先送り」するのだけはやめましょう。先送りは、「問題」は大きくなり、「機会(チャンス)」は逃すだけ。いいことは何一つありません。