【堀越勝格の経営ノート】成長する組織の条件
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【堀越勝格の経営ノート】成長する組織の条件
私たちは、何百という会社、店舗、組織を見てきました。
長い年月を「継続的に」成長していく会社、一時は成長したかに見えても結局元に戻ってしまう会社、成長の軌道に乗れない会社・・・
こうした会社・組織の差はどこから生まれるのか。
もちろん、もともと持っていた資産、人材、ノウハウ、あるいはマーケットなどの差も無いとは言えないでしょう。
しかし、数年間の成果の比較ならともかく、5年、10年という期間で見ても、やはり同じように差が出るのです。
成長し続ける会社、停滞している会社、成長していたが停滞してしまった会社、すべてに共通することは、
「トップが成長し続けていれば会社は成長し続ける」
ということです。
成長とは、「学び」です。自分の知らない知見に触れ、自社を振り返り、次の手を打つために行動に移す。この繰り返しがトップの成長であり、その結果が組織の成長です。これは、経営者だけでなく、部門であれば部門長、店舗であれば店長など、すべての組織について言えることです。
組織は、トップのイメージ以上にはならず、トップの成長以上に成長することはありません。(仮に、一時的にそうなったとすれば、それはトップが退かなければならないというアラームでしょう。)
自分の会社が、部門が、店舗が「成長が止まっているな・・・」「成長が遅いな・・・」と感じたら、まずは自分自
身が成長できているか、真剣に学び、知見を得ようとしているか、まずは振り返ってみる必要があるかもしれませんね。