【堀越勝格の経営ノート】部下とのコミュニケーションって?
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【堀越勝格の経営ノート】部下とのコミュニケーションって?
「部下とのコミュニケーションが重要」
その通りです。しかし、やろうと思ってもなかなかうまくできない、そうした声もよく聞きます。
「よし、コミュニケーションをとるために個人面談をやろう。」と一念発起。
部下と何を話そうか。苦心していろいろと話題を考えても、いざその場になるとあっという間に話題が尽きてしまう。
「最近調子はどう?」と聞いて、「まあまあです・・・」と回答されて終わり。あとは仕事に対する考え方などをアドバイスする。しかし、こちらはアドバイスをしているつもりでも、受け手は長々と演説されているようにしか感じない。そんな不毛な面談は何度繰り返してもお互いにあまり意味のある時間とはいいがたいものです。
そこでポイントをひとつ。
それは、コミュニケーションは「話す」ことではなく「聴く」ことだ、という認識で、「何を聴かせてもらおうか」と考えることです。
例えば、
・今期はどんなことを目標にしたいか?
・この半年を振り返って、できたと思うこと、できなかったと思うことは?
・これから自分がやってみたい、チャレンジしてみたいと思うことは?
・会社からどんなことを期待されていると思うか?
といったことを聴いてみると、普段から考えているいろいろな思いを知ることができるでしょう。部下がこれか
らチャレンジしてみたいことを知ることができれば、その後押しをしてあげることで部下は成長のチャンスをつかむことができます。
部下の成長を願うなら、こうしたコミュニケーションを常に心がけたいものですね。