【堀越勝格の経営ノート】バトンを渡そう
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【堀越勝格の経営ノート】バトンを渡そう
バトンリレーって楽しいですよね。
学生時代に皆さん一度は走ったことがあるのではないでしょうか。
バトンをうまく受け取り、全力で走って、次の走者にバトンを渡す。
うまく受け取るために細心の注意を払い、少しでも競合チームの走者との距離を縮めるために全力で走り、そして次の走者にバトンを落とさないように、これまた細心の注意を払ってバトンを渡す。
このドキドキがたまらなく楽しかったのを記憶しています。
仕事も実はこの「バトンリレー」のように考えると、いつもと違った見え方がしてきます。
バトンを受け取る、これは、何か仕事を受ける、依頼を受ける、相談を受ける、といった、「受ける」という作業と一緒。仕事において必ず発生します。
その際には、その受けた「バトン」を落とさないように、内容がどのようなものなのかをしっかりと確認するなど、その後全力で走るための準備をしますね。
そして、バトンを一度受け取れば、次の走者に渡すために「全力で」走る必要があります。すなわち、最高の品質で、最高のスピードで実行するわけです。
それが終われば、次の走者がバトンを落とさないように「細心の注意を払って」渡します。
仕事が何か滞ったりするとき、こう考えてみてはいかがでしょうか。
①バトンの受け取り方が悪いのか?
②受け取った後走らずに持ったままになっていないか?
③次の走者に渡す渡し方が雑で落としてしまっていないか?
組織の皆がこれを意識すれば、それだけでも仕事の質とスピードは高まることでしょう。