【堀越勝格の経営ノート】知っているだけでは意味がない
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【堀越勝格の経営ノート】知っているだけでは意味がない
多くの情報が氾濫する現代社会。SNSをはじめ、様々なソースから大量の情報が日々流れ込んできます。
例えば、仕事に関しても、「仕事の仕方」や「仕事に対する考え方」「成功者(失敗者)の声」など、得られるものは多くあります。ここで留意したいのは、情報というのは、欲しい情報を手に入れると「知的欲求」が満たされて「満足感」を得られる、ということです。これが実は曲者(くせもの)なのです。
「満足感」を得られると、そこで思考がストップしがちです。
しかし、「行動」をしないと何も始まらない、何も起こらないのだ、ということを認識しておかなければなりません。
知的欲求を満足させることを否定しているのではなく、自分自身の知的欲求をうまく活用して有益な情報を獲得し、その満足感を感じているうちにすぐに「行動」に移せているかどうか。それは、例えば気づきを自分の手帳にメモをする、ということからでもいいかもしれません。あるいは、何か気付きを得て仕事に生かせそうであれば、まずはすぐに一つやってみることもいいでしょう。
そうした、日々得られた情報を漫然と受け取るのではなく、情報を「気づき」に変え、「行動」に移していくこと。
これが日々の革新につながり、やがて大きな成長につながっていきます。
成果を出し成長を続ける人、何かを成し遂げた人と、そうでない人の違い。
それは、結局のところ「行動」しているかどうかの差でしかないと思うのです。