【堀越勝格の経営ノート】うまくいかなかったらどうしよう・・・
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【堀越勝格の経営ノート】うまくいかなかったらどうしよう・・・
様々な可能性が考えられ、不安になるとき・・・
例えば、
商談で最終結論をお客様が保留し、「また来週返事するから」と言われた・・・
今日、商品仕入れの交渉の予定だが、断られたらどうしよう・・・
上司に〇〇について相談したいが、Noと言われたらどうしよう・・・
といったケース。仕事をしていると、こうしたケースは常によくあることではないでしょうか。
しかし、不安でモヤモヤしていても、「不安が影響して余計に発揮力が落ちる」「ほかのことにも悪影響を及ぼす」
ことになりかねません。
こういうときは、こう考えて行動すれば、事態が好転することはよくあります。
「悲観的に準備し、楽観的に行動する」
「悲観的に準備」とは、何か不安になることがあれば、その不安通りで最悪の状態をまず想定します。「お客様に断られた」「上司にNoと言われた」。そして、その対応策を考えます。お客様に断られたら、なにハードルかを想定し、例えば商品の魅力ならその訴求準備、買い方なら別のプラン案の準備、など。上司にNoと言われるのなら、Noと言いそうな内容とそれに対する詳細説得資料の準備、費用についてなら別のプラン案の準備、など。
そして、最悪の状態でも何とかなることを考え抜いて対応策を準備したら、あとは「楽観的に行動」、つまり、「考えられることにはすべて対応策を準備したから、うまくいくはずだ」と考えて前向きにぶつかっていくだけ。
対応策の実務力はもちろん学習と経験が必要ですが、少なくとも、このように考えることで、「単に不安でモヤモヤしている=何も行動していない」よりも、成果に対してはるかに近道になることでしょう。