【全国行脚、堀越がゆく】~モビリティショーから世界を見る~

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【全国行脚、堀越がゆく】~モビリティショーから世界を見る~

今回は東京から。

ジャパンモビリティショー、皆さんは行かれましたか?

100万人を超える来場者数があったということで、まずまずの盛況だったようです。世界の市場と日本の市場を肌で感じるために実際に足を運んでみました。

各メーカーとも様々な工夫を凝らしていましたが、例えば日産のブースはエンターテイメントを中心にした移動空間のコンセプトを動画で表現するなど、とても力のこもったプレゼンテーションで未来の生活の一つの形をイメージさせられ、弾き込まれるものがありました。そして、話題のEVメーカーBYDの出展も。デザインは中々かっこよく、来場者も大いに関心を寄せていました。

個人的には、マツダのロータリー(復活!)の新型車や、ホンダプレリュードのコンセプトカー。社会人になりたての1998年前後あたりをマツダのFCやプレリュード、シルビア、レビン、ソアラなどを嬉々として乗り継いでいたことを思い出し、少しノスタルジーに浸ってしまいました。

さて、こうしてモビリティショーを見てきたわけですが、他国はどうなのかというと、今年は4月に上海でも実施され、来場者数は90万人を超えたとのこと。ジャパンモビリティショーが100万人ということでそこには及ばなかったようですが、まだコロナも落ち着ききっていないタイミングでもあったので、まあ盛況だったのだと思います。出展内容を見ると、圧倒的に「EV」。新興EVメーカーが何百社も乱立する中国では、これからグローバル市場をEVで席巻しようという荒い鼻息が感じられます。

中国には、500社以上のEVメーカーが乱立しており、これから来ると期待されるEV時代で主導権を握ろうとする中国の思惑が業界に広がっています。

時代の進むスピードはどんどん加速し、今日の常識は明日の非常識、こんなことが常に起こっています。自動車の業界も例外ではありません。世界で見ると、自動車業界はとてつもなく巨大なマーケットであり、これまで参入したくでもできなかった企業が続々と参入してきています。まさに群雄割拠。

こういう時代には、既存の産業構造に組み込まれている業種はそのままでは淘汰される。いかに今後の経営環境を読み取り、勝ち続ける準備をするか。

EVの時代が本当に来るのか、他のエネルギーなのか、あるいはガソリンやHVが続くのか。

少なくとも日本は保有市場であり、明日からいきなりガソリン車が無くなる、ということはあり得ません。その方向性が見えてくるまであと何年もかかるでしょうし、市場の構造が変化していくにはまだ10~20年の時間の猶予があります。今ならまだ間に合います。勝てるよう、人を育て、組織を作り、収益を上げて財務体質を強化すること。不確実な時代こそ、不変の本質を見失わないようにしたいものです。

代表取締役社長 堀越勝格 Horikoshi Katsunori

代表取締役 堀越勝格 Horikoshi Katsunori

自動車販売等の経験を経て2002年大手経営コンサルタント会社入社後、カーディーラー、自動車整備業、中古車販売店等、業界企業の経営から現場改善までありとあらゆるテーマの実践的なコンサルティングを展開。 2006年からはカーリンクチェーンのSV(店舗指導部隊)を率い、店舗だけでなく、チェーン全体の生産性改善に向けた戦略的指導をも推進する。 自動車販売の人材育成・営業力強化は勿論、経営戦略の策定支援、製販の組織連携強化、組織活性化、人事評価システムの構築等、多岐に亘るテーマのコンサルティングを行い、クライアントオーナーの信頼に応え続けている。

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