【経営奮闘記第1話】創業~10年<暗中模索の経営と儲かる車屋への戦略転換>
カテゴリ:ビッグラン様
【経営奮闘記第1話】創業~10年<暗中模索の経営と儲かる車屋への戦略転換>
株式会社ビッグラン(広島県広島市)
代表取締役 増田 裕明 様
<事業概要>
- 創業:1990年(平成2年)9月1日
- 社員数:11名
- 事業内容:中古車販売・買取、新車販売、カーリース、整備
- 店舗数:1店舗/総基盤数:1,500件
- 展示台数:35台(内第2展示場15台)
- 35台全数預かり車両
- 年間販売:新車 40台、中古車 207台
車屋設立 しかし、うまく儲からず早々に行き詰まる経営
新車ディーラー、中古車販売店での経験を経て、1990年(平成2年)有限会社ビッグランを設立。
広島一わかりにくい場所にある中古車屋と言われるほどの路地裏でオープンしました。
当初は、自分の好きな車を集めて、レストアしてツーリングに行って・・・と、好きなことばかりやっていました。
開業にあたり、1,500万円の借金をしていたにも関わらず、そんな状態でしたのでうまく儲けることはできず経営は早々に火の車。。。
今にして思えば、経営者としての仕事をしてませんでしたし、経営を学ぶこともせず遊んでいたも同然だったので、当然の結果だったと思います。
旧知の同期、ディーラー時代の工場長を整備に迎え、一念発起!
開業から2年後、ディーラー時代に同期だったサービス部の工場長が、縁あって入社しました。
彼の家族もよく知っていたので、これは今までのように、遊んでいてはいけないと一念発起!
しかし、銀行に借り入れを申し込んでは断られ、直接、金融公庫などをまわり、資金を調達しました。
そして、彼が入社するという話が出たとき、事務のバイトさんから言われた言葉を今でも思い出します。
「彼を入れるなら私は辞めた方がいいんじゃない?」と・・・。
当社の経営状態を気遣わせてしまった。情けない社長でした。
これではいけないと、調達資金をもとに、オートオークションからの仕入れに真面目に取り組みました。
経営改善に向けて、努力と行動の毎日!

どこよりも良い車を安く仕入れるため、各地の会場に飛びました。
中古車販売の広告は、当時は新聞が中心でしたが、差別化をはかるため、当社にとっては高い掲載料でしたが、中古車雑誌カータイムスに掲載しました。
掲載にあたっては、しっかりと他社の情報収集を行い
・どこよりも安いプライシング
・どこよりもきれいな写真
にこだわりました。
当時は メーター巻き戻しなどを公然とやっていた時代でしたが、[事故表示や走行表示も誠実]に行いました。
経営改善の努力の結果が実り!車は飛ぶように売れた!しかし。。。
すると、車が飛ぶように売れました。
人より少し頑張って工夫すれば、中古車は売れる!
ということを実感しました。
仕入れを真面目にやって、小売販売に少し知恵を出せば、割と簡単に儲けることができました。
儲かるパターンが見えた気がして、車の仕入れが面白くなったのは、この頃からだと思います。
他社にない変わった車、人気がないけど面白い車にも力を入れ、評判にもなりました。
展示車が全台売約済になるような日々が続き、人も増やし、整備工場もつくり、利益はうなぎ昇り!
しかし、実はこの時期が1番失敗した時期だということに、あとから気付くのでした・・・
次回>儲かる車屋からの転落へ続きます。