【堀越勝格の経営ノート】マネジメントの最初の一歩?
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【堀越勝格の経営ノート】マネジメントの最初の一歩?
皆さんは「マネジメント」に関わっていますか?
自分の部門を持っていればもちろんですが、そうでなくても、例えば工場の入庫台数を管理するとか、来店数を数える、といったこともすべて「マネジメント」といえます。
さて、初めて何かをマネジメントする際に、「何から手を付けたらいいのか?」との質問をいただくことがよくあります。ここで躓いてしまうと、その後の取り組みがなかなかうまくいかず、当初の期待通りの成果を出せない、といったことにもなりかねません。
そこで、「これだけまずやっておけばとりあえず進み始める」というコツをご紹介したいと思います。
それは、
「欲しい情報を」「欲しい形で」「欲しいタイミングで」得られる仕組みをまず作ること
です。
例えば来店数を管理する、というケースで考えてみましょう。
まず「欲しい情報=来店数」ですね。
「欲しい形」時間帯ごとの来店数であれば、例えば、一日の1時間刻みのタイムテーブルが書かれた表を作成し、来店客にお茶を出す(作る)毎に「正」の字をその表に書き込んでいく。そして「欲しいタイミング」が例えば毎日終了時というとであれば、一日が終わったら、終礼時にその表の一日の合計来店数を発表して表を提出してもらう、といった具合です。
いくら計画を立てても、それが実施されているのか、あるいは効果的なのか。
すべてはまず正しく情報を把握することが、マネジメントのスタートなのです。
代表取締役 堀越勝格 Horikoshi Katsunori
自動車販売等の経験を経て2002年大手経営コンサルタント会社入社後、カーディーラー、自動車整備業、中古車販売店等、業界企業の経営から現場改善までありとあらゆるテーマの実践的なコンサルティングを展開。 2006年からはカーリンクチェーンのSV(店舗指導部隊)を率い、店舗だけでなく、チェーン全体の生産性改善に向けた戦略的指導をも推進する。 自動車販売の人材育成・営業力強化は勿論、経営戦略の策定支援、製販の組織連携強化、組織活性化、人事評価システムの構築等、多岐に亘るテーマのコンサルティングを行い、クライアントオーナーの信頼に応え続けている。
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