お客様をお名前で呼ぶ工夫

お客様をお名前で呼ぶ工夫

カテゴリ:キバン博士の基盤代替

お客様をお名前で呼ぶ工夫

基盤代替に携わって12年、キバン博士がお送りする基盤代替コラム。
今回は「お客様をお名前で呼ぶ工夫」についてです。

『基盤のお客様を覚えていること』 これは基盤代替を推進する店舗なら最低の条件とも言えます。
そして「お客様をお名前で呼ぶ」、この行為は、それを証明する行為かもしれません。

もちろん、自分の担当のお客様のお名前を呼べると当たり前です。
大事なのは自分の担当のお客様のお名前を他の方が同様にお名前で対応できるかです。

ある店舗様ではこんな工夫をされています。

駐車場に入場したタイミングで受付の女性が駐車場までお出迎え。
駐車誘導している間に、インカムを通して、フロントスタッフにナンバーを連絡し、お名前と予約があるかを確認。

お客様がお車を降りたタイミングで、「〇〇様、お待ちしておりました。オイル交換でご来場ですね。こちらにどうぞ」と声を掛けて店内に誘導。

入店と同時に、店内のスタッフは「〇〇様、いらっしゃいませ。」のお声がけ。
空いているテーブルに誘導しドリンク提供が終わったら、フロントのテーブルナンバー表にお名前を記載。
こうすることで、それを見れば、誰でもお名前でお声掛けできるようにしているのです。

「なんだ。よくある仕組み。」とお感じになるかもしれません。
ただ、それをやり切っている店舗って意外と少ないように思います。

また、「うちは、基盤のお客様がそれほど多くはないので、大抵はお名前がわかる。
こんな大げさなことをしなくて‥・。」という店舗様も多いかもしれません。
ただ、そういう店舗様も「〇〇さん、いらっしゃい!」と仲良さげにお出迎えできているお客様もいれば、
「いらっしゃいませ。」とお名前で呼ぶことができていないお客様もいるように思います。

大事なのは、どれだけ多くのお客様のお名前が呼べるかではないでしょうか。

今一度、自店がどうかを確認してみるといかがでしょう。
意外とお名前を呼べている数と販売台数が比例しているなんてこともあるかもしれません。

であれば、お名前を呼ぶことができれば、代替も進むかもしれません。
ちょっとした工夫、ちょっとした心遣いの積み重ねが基盤代替につながるというものです。

35年程前、私があるレストランチェーンでバイトとして働いていた頃の話です。
不器用な当時の私にはお客様のお名前を記憶してお出迎えするなんてことはできませんでした。

ただ、見覚えのあるお客様が入店された時、必ずやっていたことがあります。

「あっ、こんにちは。いらっしゃいませ。」と「あっ」という発声と表情をつけることです。
この小さな「覚えています!」アピールが、当時の私に出来たせめてもの努力でした。
こんな小さなことでも、お客様とお話をするきっかけになったものです。

さあ、皆さんはどんな小さな積み重ねをしますか?
是非何かチャレンジしてみてください。

<作:キバン博士>

会員制サービス
「CaSS
(Car-business Support Service/キャス)」
に関するお問い合わせ

お申し込み方法やサービス内容、その他ご不明な点などがございましたら、
お気軽にお問い合せください!

  • 03-5201-8080
  • お問い合わせフォーム