【堀越勝格の経営ノート】小さな約束を守る
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【堀越勝格の経営ノート】小さな約束を守る
人と人との社会で生きていく限り、その前提には「信用」が無くてはなりません。
「あの人は約束を守らない」「あの人は口ばっかりだ」「あの人は時間を守らない」・・・
こういう風になってしまうと、仕事をしていても、お客様が離れていったり、社内でも仕事が回ってこなくなったり。
「信用」はどうやってつくるのか。
そのひとつが、今回のタイトルである「小さな約束を守る」ことではないかと思うのです。
例えば、商談中に、何とか好印象を持っていただこうと「では、私のほうで◯◯をやっておきます。」「◯◯の件はお任せください」といったことを申し出るケースはよくあります。
しかし実は、当社が行っている顧客満足度調査でも、「やると言ってくれていたことをやってくれていない。」という不満が非常に多いのです。当の本人は「些細なこと」と思って忘れている(放置している)のかもしれませんが、相手にとっては「約束」なのです。
「約束」を反故にされると、当然信用は落ちます。
一度の信用失墜がその後の取引(リピート)をなくしてしまうことも往々にしてあります。
また、「時間を守らない」のは論外です。
「少しの遅れならいいか・・・」と時間にルーズだと、「あの人はルーズな人だ」と、すべてに対して「ルーズ」だと認識され、信用を失うことになります。
信用を得るためには、大きな約束を実行するのは当然ですが、その前提として、日々の「小さな約束」を守ること。これが大事だと思うのです。
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