【堀越勝格の経営ノート】二度測って一度で切る

「どんな人間にも、時間だけは一日24時間平等に与えられている。」

よく耳にする言葉ですね。
時間がいかに大事か、その使い方次第で人も会社もいくらでも成長できる。分かっていてもなかなかできないのも事実で、成長するかしないかは、つまるところは「時間の使い方」次第、ということです。

ある方に教えていただいたお話の中で、こういう言葉がありました。

「大工は、二度測って一度で切るんだよ。」

なるほど。材料の木材を寸法通りにのこぎりで切っていくとき、少しでも狂っていると、その材木自体が使い物にならなくなる。一度切ってしまうと元に戻せない。そういう無駄は当然利益を圧迫していく。だから、「大工は二度測って一度で切る」んだと。

時間も同じ。一度使ってしまった時間は二度と戻らない。

経営者にとって、経営計画は大事。一度過ぎてしまった期は戻ってこない。後悔しないよう、ち密に計画を立て、見直しし、最高の成果を出せるようにしたいですね。

営業スタッフにとっては、一つひとつの商談が生命線。一度終わってしまうとその時間・結果は戻ってこない。
だから、常に最高の結果が出るよう、ち密に準備して臨みたいものです。

計画を立てよう。そして見直そう。

時間は大事。一度使ってしまったら戻らない貴重な時間。今この瞬間も生きているということを意識して、無計画に「時間」を浪費して、後から後悔することのないようにしたいものですね。

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