【堀越勝格の経営ノート】社員の学習意欲を高めるには
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【堀越勝格の経営ノート】社員の学習意欲を高めるには
社員の皆さんに研修やセミナーの参加を促したり、トップ自らが勉強会をしてみたり。
やはり、社員が一人でもいるならば、当然その社員の方が自ら学習し、成長してくれることは何よりの喜びであり、そしてまた、願いではないかと思います。
一方で、トップの方からは、「いろいろと学習の機会は作っているんだけど、なかなか成長しないんだよね~」といった声も聞こえてきそうです。
同じことを学ぶにしても、受け手の学習意欲が高いか低いかは、確実に学習成果に影響します。学習意欲というの
は、「現状満足しない」→「もっと成長したい」というところから来るものですね。つまり、社員の皆さんが今の状況=現状に満足せずに、より一層の高みを目指すことが学習の意欲につながっていくわけです。
では、どうやれば意欲を高めることができるのか?
さまざまな方法論はあるのですが、その一つの答えは、「トップ自らが学習し、成長し続けていること」ではないかと思うとともに、これが本質ではないかとも感じるのです。
経験からですが、社員の学習意欲が高く成長している企業というのは、やはりその組織のトップが勉強熱心で、自ら
どんどん学んで成長していっているものです。その姿を社員の皆さんも見ているので、おのずと「自分たちももっと頑張らなければ」「もっと成長しなければ」と思えるような組織風土になっていくんですね。
逆に、少なくとも、トップが率先して成長しようとしていない組織は、一時的に成長することはあるにしても、やはり持続的に成長を続けている、あるいは、社員が成長を楽しんでいる、ということは極めて少ないように感じるのです。
トップの普段の一挙手一投足が組織の文化を作る、これは「事実」だと思うんですね。
「組織はトップの鏡である」
皆様の会社はいかがでしょうか。
やはり、トップも含めて、現状満足せずに成長を求め続ける組織というのは素敵ですね。