【堀越勝格の経営ノート】「やり切る」気迫
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【堀越勝格の経営ノート】「やり切る」気迫
一度決めたことを絶対にやり抜く気迫。持っていますか?
そして、実際にやり切っていると、自信をもって言えますか?
ビジネスで成功し続けている人とお話をしていると、皆に共通しているのは、何かとてつもないアイデアやビジネスプランを生み出したというよりも(もちろん、一時はそういうこともある場合はありますが)、それぞれ皆信念をもって、絶対にやり切っていると言えるものをいくつか(あるいはいくつも)持っている、ということです。
例えば、毎日必ず朝早く来て掃除をし、一日の計画を立ててから仕事に入る、という方がいます。たとえ前日遅くまで夜更かししたとしても、その方は必ず朝早くきて掃除をしています。
例えば、社員の誕生日に必ず自分でプレゼントを選んで買ってきて、手紙とともに渡している社長がいます。
どんなに忙しくても、絶対に続けています。
こういうトップの組織は、(経験則ですが)組織力が高く、やると決めたらしっかりと成果が出るまで頑張る力を持っているように感じます。
「何をするか」はもちろん大事ですが、それ以上に、何かを「やる」と決めたら「絶対にやり切る、やり続ける」
ということが大切だと思うのです。
一時の思い付きで何かをはじめ、気が付いたらやめてしまっている。
もし、組織のリーダーがそのような態度であれば、その組織は「何を決めても、どうせ長続きしない」「やり切れない」ということになるでしょう。
組織はトップの鏡です。トップの態度が組織の風土として現れるのです。
常日頃から、自分の行動を見直すのも大切なことですね。