【堀越勝格の経営ノート】本当のリーダーシップ
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【堀越勝格の経営ノート】本当のリーダーシップ
あなたは今、何か役職を持っていますか?店長?マネージャー?部長?社長?
管理職というのは、組織のリーダーです。リーダーは、そのチームに所属してくれているメンバーを引っ張っていかなければなりませんよね。
リーダーはメンバーに方針を出し、あるいは業務の指示を出し、皆がそれに沿って活動してもらって初めて成果に近づいていきます。
ここで質問です。
「あなたはいま、その役職がなかったとすると、それでもメンバーの皆さんはついてきてくれると思いますか?」
役職がつくと、自分がなんだか偉くなったように思え、「自分は店長になったんだから、皆が店長の言うことを聞くのは当たり前だ。」と、傲慢な気持ちがもたげ、上から目線になったりしてしまうものです。
しかし、組織の本質は「人間の集まり」であり、人間の集まりである限りは「信頼関係」が最も重要です。そして、「信頼関係」はお互いに尊重し合うことから始まるのです。
「自分は店長だから、メンバーは言うことを聞くのは当たり前」ではなく、「自分が店長でいられるのは、皆が一生懸命頑張ってくれているから。ありがたい。」と感謝の気持ちをもって常に接していくこと、そうした「心持ち」「姿勢」がチームの信頼関係を生み出す第一歩になるのです。
「組織での上下関係の前に、人と人との関係」
役職があっても無くても人がついてくる。そういうリーダーシップを持てるように、人と人との関係として、お互いを尊重し、感謝の気持ちを常に持っていたいものです。