【堀越勝格の経営ノート】社会からの預かりもの
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【堀越勝格の経営ノート】社会からの預かりもの
皆さんには部下がいますか?あるいは後輩は?
部下や後輩に指示をするとき、「自分が楽をするために」「これは雑用だから」「これは下のものがして当然のことだから」といった理由で仕事を与えたりしていませんか?
従業員一人ひとりは、管理職や先輩の小間使いではありません。その人の人生の一ページを会社に捧げてくれているのであり、その会社で出会った上司や先輩がどのような人だったか、それによってその人の人生も変わっていくのです。
部下のことを思いやり、部下の成長のために温かい厳しさで指導してくれる上司に出会えば、その部下の人生は素晴らしいものになっていくことでしょう。逆に、上司が自分のことばかり考えたり、愛情が薄かったりすれば、その間の時間は無味乾燥なものになり、大切な成長の機会を失ってしまうことにもなるでしょう。
「従業員は社会からの預かりものである。」
「自分が楽をするために部下がいるのではない。部下の素晴らしい人生を実現するのが自分の使命
だ。」
経営者、管理職、先輩・・・人の上に立つものは、こういう心構えで部下、後輩に接していく必要があるのです。そうすれば、人はやる気が出て、組織もどんどん元気になっていくことでしょう。