【堀越勝格の経営ノート】人が足りない

【堀越勝格の経営ノート】人が足りない

カテゴリ:堀越勝格の経営ノート

【堀越勝格の経営ノート】人が足りない

何か新しい取り組みを始めたいと考えたとき、「人が足りない・・・」と悩んだことはありませんか。
私はよくあります(笑)。

経営をしていれば、「お金が足りない・・・」と悩むこともあるでしょう。あるいは、「ちょっとレベルが高すぎてうちには無理だな・・・」ということもあるかもしれません。

企業というのは、「環境適応業」でなくてはなりません。刻一刻と変化する経営環境にいかに適応できるか。
例えば、写真フィルムのコダックという会社がありますが、この会社は写真事業で大成功を収めましたが、その後、デジタル化という環境変化に適応できず、倒産してしまいました。いくら大きな会社でも環境に適応できなければ存続することはできず、現在存在している会社は、少なくともこれまでは環境に適応してきたからこそ生き残っている、ということが言えます。

環境に適応しようとすると、これまでの成功体験を捨てなければならない、収益部門を解体して新たな部門を立ち上げなければならない、など、従来の延長線上にない発想で業務を進めていかなければならないケースに直面します。そうした時に、冒頭のようにいろいろな「悩み」が発生するんですね。すなわち、経営資源=人・モノ・カネ・情報の不足です。

しかし、経営資源が常に潤沢である会社はそうそうないでしょう。常に何かが不足している中で、可能な限りの最適化を追求すること、この「悩み=制約条件」を解決し続けること、これこそが経営活動そのものなのです。

「制約条件は解除の対象である、と決意する」

できないと思考を停止せず、情報をどん欲に取得し、知恵を絞り続ける。これが、経営活動のスタートになると思うのです。

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