自動車業界にとってのSNSと利益につなげる成功方法 2/4
車業界でのSNS具体的活用方法
前回、自動車業界にとって有効なSNSはFacebookだとお伝えしましたが、今回は具体的にビジネスに活かす方法を考えていきましょう。
よく見かけるのが、中古車販売のお店のFacebookページ上で、「〇〇中古車仕入れました!」という、在庫情報です。
しかしながら、まるっきりないとは断言しませんがFacebook上で直接、車両の販売が決まることは非常に困難だと思います。
[ 中古車販売が難しい理由 ]
①そもそもSNSで、直接的な売り込みは嫌がられる。
②SNS上だけでは、車両の情報が少なすぎる。
結果、車の購入を検討していないユーザーは反応しづらい。
[ 中古車の販売をするためには ]
SNSで重要なのは商品を直接な宣伝するのではなく、
ユーザーに役立つコンテンツを定期的に配信することです。
トータルカーライフサポート視点でのSNS活用
自動車のアフターマーケット市場では、販売~点検、車検、整備、用品に至るまで、
1度接点を持ったお客様とトータルで繋がり続けることが重要です。
このためには高いレベルで[仕掛け]を行う、[仕組み]を高いレベルで構築する必要があります。
これをTSC(=トータルカーライフサポート)と呼び、今車業界で最も大切ですが、
SNSの活用はお客様との接点を定期的に持てるというのが最大の強みです。
また、お客様とひとくちにいっても新規と既存のお客様がいます。
しかし、どちらのお客さまにとっても、[ 便利や安心の情報 ]を定期的に届け、
必要なときはもちろん、困ったときには頼ってもらえるような存在であり続けることがSNSの活用で可能になるのです。
車業界でのSNS活用 投稿具体例
①たとえば、花粉の時期であれば・・・
「お車の花粉対策は平気ですか?」
「お悩みのお客様、実はたった2000円のエアコンフィルターで車内の花粉を減らせます」
②雨が続く、梅雨の時期には・・
「ギラギラした窓ガラスの油膜で困っていませんか。実はこんな簡単な方法で鬱陶しい油膜を取り除けます!」
上記のような投稿はお客様も知りたい、読みたくなる投稿です。
③そろそろ雪が降る冬の季節には・・・
「来週から寒気が舞い込むらしいです。今のうちにスタッドレスへ交換を!混雑する前の今週末あたりがお勧めです!」
というような、内容の投稿もお客様にとって有益な情報でしょう。
その他にもお客様が求めていそうな、イベントの情報や運転中など日常で発生しそうな、関心事や困り事の解決方法などを定期的に投稿し、来店へつなげる事がSNSの有効的な使い方です。
いちど、自店・自社の強みを確認し投稿内容を検討してみてはいかがでしょうか。
次は新規集客のためのFacebook広告知識、既存のお客様へ向けたイベントの告知法などお伝えします。