何故できない?車検コール
カテゴリ:キバン博士の基盤代替
何故できない?車検コール
基盤代替に携わって12年、キバン博士がお送りする基盤代替コラム。
4回目の今回は「車検コール」がテーマです。
基盤活動の一つで「活動が継続しない」とよくお聞きするのが「車検コール」の活動です。ただ、キバン博士が思うに「継続できない」のではなく、そもそも「決まっていない」のではないかということです。
- 業務時間のどの時間にコールを実施するのか決まっていますか?
- その間、そのスタッフの穴を誰が埋めるのか決まっていますか?
- コールの実績チェックを誰がいつするか決まっていますか?
車検コールは1日30分もあれば十分できる業務です。だからって、「空いている時間にコールを」と指示していることはないでしょうか?
これは裏返せば、「空いていなければコールをしなくてもいい」という指示です。
スタッフは他にもたくさんの業務を抱えているのですから、”空いている”時間ではなく、時間を”つくらないと”コールは進みません。
そして、もう一つ決まっていないことの一つが「トークスクリプト」です。
予約率の低いスタッフは「断られやすいトーク」を使っているものです。
例えば
A:「早割の特典があるのでご予約をと思うのですが、少し早いですよね。」
B:「少し早いですが、早割の特典があるのでご予約をと思いまして。」
言っていることは同じですが、 Aの場合、このあと「ご予約いかがでしょうか?」となってしまいますが、Bの場合は「ご都合のいい日程をいだだけますか?」と続けることができます。
予約率が違うのは明らかです。何度も何度も断られれば、スタッフも続けたくなくなりもします。
いかがでしょう?皆さんの店舗には断られにくいトークスクリプトはありますか?そして、それを練習していますか?
さて、最後に「いや、それでもうちはできないんだよ…。」という方へ。
であれば、コール代行会社に外注するという意思決定をしていますか?
車検コール活動、それが自店の顧客を守る最終ラインです。
(サッカー日本代表なら吉田麻也、富安健洋、権田修一なんです!)
継続できないスタッフを嘆くまえに、決めきれない自分を一度見つめ直してみると、車検コール成功の糸口が見えてくるのではないでしょうか。
<作:キバン博士>