【堀越勝格の経営ノート】「行動力」というチカラ
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【堀越勝格の経営ノート】「行動力」というチカラ
「〇〇さんって、行動力ありますよね。」
「やっぱり、行動力があるから、□□さんは成功されたんですね。」
「行動力」という言葉は耳にしたことがあると思いますし、皆さんご自身が、「行動力がありますね」、あるいは、「君は行動力がないからいけないんだ」などということを言われた経験もあるかもしれませんし、他の人にそうしたことを言ったことがある、という方もおられることでしょう。
この「行動力」という言葉。何かを決めたり、思い立ったときに、「実際に行動を起こすこと」を指したりします。
しかしこれは、何かの「能力」というようなニュアンスではなく、ただ「行動する」か「しない」か、という事象を表しているに過ぎない、という見方ができると思うのです。
成功すること、成長すること、何かを実現すること。
これらはすべて、その人が何らかの「行動をした」結果でしかありません。そして、「行動する」ことはその人固有の「能力」でもなければ、鍛えて身につけるような「能力」でもありません。ただ、「行動する」という一つのアクションに他ならないと思うのです。「行動する」というアクションの積み重ねが、何かの実現につながっていき、そういう人のことを周りは「行動力がある人」と表現しているに過ぎない、と思うのです。
そう考えるとどうでしょう。
成功、成長、何かを実現すること。これは、誰にでもできることです。つまり、「行動」すればよい、ということです。
そうシンプルに物事をとらえ、今から一つでも何か「行動」すれば、新たな発見、新たな感じ方に出会えるかもしれ
ません。
「走り出せば景色は変わる」
そういうきっかけを自らにつくり出すのもまた、楽しいものです。