【堀越勝格の経営ノート】ひとつの行動で複数の目的を

大きな成果を出す人、会社を成長させる経営者、そういう人の一つの特徴に、

「一つの行動で、複数の目的を達成する」

というものがあります。

営業活動をするにしても、
「営業と同時に、当社の商品・サービスの改善課題を把握しよう」
「イベントと同時に、新商品の認知拡大をしよう」。

あるいは、
「社員総会の実施に際して、企画を社員に任せることで社員教育につなげよう」
「お客様感謝祭の企画推進の過程で組織風土を向上させよう」
など。

同じ時間をかけても、一つのことを実施するにあたって複数の目的を設定することで、その業務の品質が飛躍的に高まり、結果的により大きな成果、より大きな成長につなげることができます。

特に、社員教育というのは、座学での学習ももちろん必要ですが、日々の実務を通して、常に「教育」という目的を一つ加えるだけで、数年後には見違えるように社員が成長しているものです。

「営業活動」×「商品開発・サービス向上」×「社員教育」

常にこうした視点をもって業務計画、業務指示を行いたいものですね。

おすすめの関連記事