【堀越勝格の経営ノート】ああ、決まらない・・・
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【堀越勝格の経営ノート】ああ、決まらない・・・
何か問題が起こったとき。
その解決策を検討していても、いろいろと会議で話はするが、結局何も決まらない・・・
会議では、いつもいろいろと話はするが、結局なにも決まらない・・・
なんとなく、その場の時間を使い、時間が来ると何となく終わる・・・
そんな経験はありませんでしょうか?
こういう組織は、会議をやっても達成感がなく続かない、会議が面白くない、何かが進んでいる気がしない、そんな雰囲気になっている可能性がありますので、話の進め方を見直す必要があるかもしれません。
何か物事を決めるには、「曖昧(あいまい)を排除する」という視点が大切です。
「これからしっかりと気を付けていこう」
「意識を高めるようにしよう」
「意識を持つように指導します」
このような言葉が出たら要注意。これらは、その場を丸くまとめ、結局何も決めない典型的な、ダメなマジックワードです。こういう時には、
「それは具体的に何をするのか?」
という問いを立てるのが有効です。常にこの「具体的に・・・」という言葉を発する習慣をつけると、おのずと曖昧が排除されて、物事が具体化されます。具体化されれば格段にいろいろなことを決めやすくなるでしょう。
一度試してみてはいかがでしょうか。