【堀越勝格の経営ノート】忙しくてやりたいことができない・・・
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【堀越勝格の経営ノート】忙しくてやりたいことができない・・・
「忙しくてやりたいことができない・・・」
この言葉、どこに行ってもよく耳にする言葉です。
「忙しくて時間がないから、やりたいことができない。」
やりたいことをやるためには、まず計画を立てなければ進みません。
1日に与えられた時間はみな平等に24時間。自分の1時間はいくらに相当するか、考えたことはありますでしょうか。「時給にすると安いよね」とは、「自分は時間当たりの生産性が低い」と言っているようなものです。
1年の、1ヶ月の、そして1日の始まりに、自分に与えられた時間をどのように使うか、しっかりと計画を立てること。その中で、やりたいことをまずしっかりと計画立てしていくこと。言われてみれば当たり前のことですが、頭でわかっているのとできているのでは大違い。
大工さんの格言で、「大工は二度測って一度で切る」というものがあるそうです。材料の木材を寸法通りにのこぎりで切っていくとき、少しでも狂っているとその材木自体が使い物にならなくなる。一度切ってしまうと元に戻せない。そういう無駄は当然利益を圧迫していく。だからこそ、二度測って一度で切るのだと。
我々の時間も同じです。与えられた24時間はすべて使い切り。一度過ぎた時間は二度と戻ってきません。1日1日、1時間1時間を価値ある時間を過ごすこと。
そのためには、まず「計画を立てる」こと。この当たり前をぜひとも習慣としたいものです。