【堀越勝格の経営ノート】有事のマネジメント

【堀越勝格の経営ノート】有事のマネジメント

カテゴリ:堀越勝格の経営ノート

【堀越勝格の経営ノート】有事のマネジメント

未だ収まらないコロナ禍。先行きが見通せない不安が付きまとう、これまでに経験したことのない経営環境。日々頑張って働いておられる皆様も、不安やストレスは尽きないのではないかと思います。

リーダーシップという観点からみますと、通常は、「現場の意見をよく聞き、情報をよく仕入れ、しっかりと熟考して正しい方向性を示す」のが最もオーソドックスな方法の一つと言えるでしょう。

しかしこういう環境、平時ではなく、いわば「有事」においては、平時のリーダーシップスタイルでは時間がかかりすぎるため、不安は増大、組織にストレスが蓄積、それが、会社や仕事に対する不満、仲間や他部署に対する不満と言った形で表面化してきます。こうなると、どんどん風土が悪化し、最悪の場合は業績の悪化にもなりかねません。

しかし、有事であるこの「ウィズコロナ」の時代だからこそ求められるリーダーシップがあります。
それはすなわち、

・方針は、正しいかどうかよりも(誰もわからない)、「早く」決めることが重要
・少しでも違っていると思えば、すぐに「修正」することです。

そして、譲れない原理原則、すなわち、「従業員・お客様の健康・安全が最優先」「経営の継続=キャッシュの確保が大前提」ということを明確にしておけば、スピーディに意思決定ができるようになります。原理原則をぶらさず、どんどん意思決定し、修正していくこと。これが、先行きが見えない今の時代に求められるリーダーシップの要諦です。

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