ガソリンスタンド経営の命運をわけるのは「油外収益」
ガソリンスタンド経営を取り巻く環境
全国のSS(ガソリンスタンド)数は1994年の約6万件をピークに店舗数は急減少。
2016年には31,467件と約半数まで減少。
今後、ハイブリット自動車、電気自動車の普及に伴い更なる減少が予測されることは、言うまでもなくSS業界、最大の懸案事項であるかと存じます。
今後どのように自社ガソリンスタンドを守り、生き残っていくか頭を悩まされている方も多いと思います。
しかし10年、20年後の未来は想像することはできても、的確に予測することは困難です。
したがって、わたくしどもチームエルでは、今やるべき最も重要なことは、どんな世界になっても勝てる【経営の定石】をしっかりと押さえることだとお伝えしております。
ガソリンスタンドで生き残りを懸けた油外収益の重要性
言うまでもなくSS(ガソリンスタンド)の経営成功ポイントはいかに油外での収益を上げるかにかかっているかと思います。
しかし、油外収益を上げようと躍起になる前にひとつ考えたいことがあります。
それはいつの時代でもどのような職種でも、お客様との良好な信頼関係の構築こそが、企業として生き残っていくために最も大切なことであり、これはガソリンスタンドでも同様だということです。
そして、既存顧客の数と関係性を高めることこそが、どんな世界になっても勝てる【経営の定石】なのです。
ガソリンスタンドの経営改善はトータルカーライフサポートによる油外収益!
ガソリンスタンドの最大の強みである顧客との接点
ご存知のとおり、SS(ガソリンスタンド)は他のどの車の職種よりも、お客様との接点が頻繁にある業種です。
これは基本的には数年に一度しかお客さまと会うことのない車の販売店や整備工場よりも、かなり大きなアドバンテージです。
このSS(ガソリンスタンド)の最大のアバンテージを生かし、お客様との接点を、より深い関係にしていくことで、日々単発での油外収益を追うのではなく、お客様のトータルカーライフサポートを生涯を通じてお任せいただき、安定的で大きな利益を目指すことが重要です。
ガソリンスタンドでお客様との信頼関係を強化するために
経営改善そして生き残るため、油外収益を急ぐあまり、自社ガソリンスタンド内のお客様に油外商品の営業をしても、なかなかうまくいかなかったというような、苦い経験もあるのではないかと思います。
長期的に油外収益を獲得し安定的なガソリンスタンド経営を行うには、まず、通常業務のなかで日々お客様の満足度をしっかり高められているか再確認し、お客様の満足度を高めることが先決です。
次に、ガソリンスタンドで油外を購入してくれるお客様は一般的に3割程度と言われていますが
①この3割のお客様をしっかりとつくること。
②次にこの3割のお客様を更に優良なお客様に育てる。
(購買頻度を高めていく。)
ガソリンスタンドで最大の油外収益である車販
お客様との関係構築をするなかで、油外収益として最も大きな利益となるのは車両販売です。
また、高額である分購入いただくには信頼が必要ですが購入していただければ、今後のカーライフをトータルでお任せいただける可能性が非常に高くなります。
これこそが、ガソリンスタンドの経営改善につながる経営の定石でもある、トータルカーライフサポートによる油外収益です。
ガソリンスタンドでの最大の油外収益【新車、中古車の販売方法】
ガソリンスタンド内に車両展示スペースがなくても車は売れる!
車販といっても、ガソリンスタンド内に車を展示するスペースがないという店舗がほとんどだと思います。
しかし、わたくしどもチームエルでは実際にそのようなガソリンスタンドでもしっかりと車販収益を上げるご支援をしてきました。
どのようなガソリンスタンドでも新車も中古車も販売が、可能となる2つの方法についてお伝えします。
①中古車を無在庫で注文販売で売る。
中古車の注文販売に関しては、お客様からご要望いただいた車両をオークションで落札して販売する方法です。
これも前提にあるのはお客様との日頃の関係構築ですが、お客様との何気ない会話や通常業務の中で、しっかりとお客様の乗り換えニーズをキャッチすることが重要となります。
またすでに、実際に行っていらっしゃるガソリンスタンド様も多いかと存じますが、適正に利益を上げられている店舗は非常に少ないという印象を受けます。
その理由の大半は商談時[注文の受け方]にあります。
注文販売では、お客さまの要望する車両の条件と予算を上手にすり合わせするプロとしての商談力が必要です。
オークションから車両を仕入れる「機能」を入れただけでは、販売力は高まりません。
②ガソリンスタンドでの新車販売方法法
実は現在、新車販売はカーリースや残クレ(新車残価設定クレジット)などの残価設定型商品の市場が急速に伸びています。
すでにリースに取り組まれている、SS(ガソリンスタンド)様も多いのではないかと思います。
しかし、なかなか販売台数は伸び悩んでいるのではないでしょうか?
残価型設定商品は販売の目的を正しく理解し、取り組む価値をお客様と合意することが販売台数を伸ばす重要なポイントです。
SS(ガソリンスタンド)で車販を増やすために
ここまでお伝えしてきたSS(ガソリンスタンド)での車販を増やすために必要なノウハウを、実際の店舗事例を交えて解説させていただくセミナーを開催させていただきます。
数少ない機会ですので、是非ご参加をご検討いただければと思います。