【堀越勝格の経営ノート】 万象皆教師

【堀越勝格の経営ノート】 万象皆教師

カテゴリ:堀越勝格の経営ノート

【堀越勝格の経営ノート】 万象皆教師

以前、尊敬するある方に教えていただいた言葉で、本人が学ぼうとするならば、「万象」、つまり自分の周りのすべての事象から何かを学ぶことが可能である、という意味です。


「反面教師」という言葉がありますが、これは「良くない事象」から自分を戒め、そうならないように、という視点で学ぶという意味ですね。
ここでいう「万象」が指すものはそれだけではありません。


例えば、「何度か学んだことがある同じ題材」の話を聞いたとき、「その話は知っている」と思考を止めてしまわずに、「今回はまた違う視点、新たな視点で何か学べるかもしれない」と貪欲に学ぼうとすること。


例えば、同業の、自社よりレベルが低い(と自分が感じる)ところの情報に触れたとき、「うちの方が優れている」と思考を止めてしまわずに、「自分たちにもない視点が何かあるかもしれない」と謙虚に学ぼうとすること。


例えば、自分たちには到底できそうにないくらいのすごい事例に触れたとき、「そんなことうちにはできるわけがない。別世界のことだ。」と思考を止めてしまわずに、「最初はこの会社も苦労したんだ。それがこうなったんだから何か学べることはあるはずだ。」と視点を変えて学ぼうとすること。


自分の周りで起こるすべての事象から何かを学ぼうとする姿勢。これは、「謙虚さ」ともいえるように思います。


日々、自分の周りにあるすべての事象から謙虚に学ぶ姿勢を持ち続けることで、自身の成長、会社の成長につなげていきたいものです。

おすすめの関連記事

【堀越勝格の経営ノート】即時行動

カテゴリ : 堀越勝格の経営ノート

成果が出る人の特徴、成長する会社の社長の特徴。それは、「行動する人」だということ。 コンサルティングで会社訪問させていただく際、打ち合わせした内容、やろうと決めたことなどが、その次に訪問したときにはいつも、すべてのテーマ...

【堀越勝格の経営ノート】厳しいときこそ上を向く

カテゴリ : 堀越勝格の経営ノート

以前、ある社員からこんなことを言われました。 「社長、最近いつも機嫌が悪そうですけど、そのせいか、なんだか会社全体の雰囲気が悪いんです。」 ドキッとしました。その頃はいろいろと問題を抱えていたときでもありましたが、自分が...

【堀越勝格の経営ノート】小さな約束を守る

カテゴリ : 堀越勝格の経営ノート

人と人との社会で生きていく限り、その前提には「信用」が無くてはなりません。 「あの人は約束を守らない」「あの人は口ばっかりだ」「あの人は時間を守らない」・・・ こういう風になってしまうと、仕事をしていても、お客様が離れて...

【堀越勝格の経営ノート】誰にでもできることを誰にもできないくらい継続する

カテゴリ : 堀越勝格の経営ノート

大きな成果を出す素晴らしいスポーツ選手、世のビジネスパーソンの見本になるようなすごい経営者、いつも大きな実績を出す伝説の営業マン・・・ 本やTVなどでそういうすごい方たちの成功エピソードに触れるたびに、「すごいなあ」と思...

会員制サービス
「CaSS
(Car-business Support Service/キャス)」
に関するお問い合わせ

お申し込み方法やサービス内容、その他ご不明な点などがございましたら、
お気軽にお問い合せください!

  • 03-5201-8080
  • お問い合わせフォーム