【堀越勝格の経営ノート】どっちが罪?
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【堀越勝格の経営ノート】どっちが罪?
先日、ある経営者の方とお話ししていたときに、こんな話が出たんです。
「ねえねえ、『知っていて』やらないことと、『知らない』からできないこと、どっちが罪だと思う?」
「知っていてやらない」のは、つまり、やらなければならないと知っているのに意図的にやらないということですから、当然こちらのほうが罪かな?と思ったのですが、その方はこうおっしゃいました。
「でもね。社会人っていうのは、自分の行動すべてに責任があるということ。知らなくても間違った行動をすれば責任はあるわけで、『知りませんでした』では済まないよね。だから、知らないこと自体が『罪』だという考え方もあると思うんだよね。世の中って、『知らない』ことだらけなんだけど、だからこそ少しでも『知っている』ことを増やすために、学び続けなければならないと思うんだ。我々が勉強し続ける理由のひとつってそういうことだと思うんだよね。もちろん、そうやって色々なことを学んでも、結局『やらない』『行動しない』っていうのは問題外だけどね(笑)。」
なるほど、と思いました。
我々は自分の行動に責任があります。知っていようが知らなかろうが、やってはいけないことはやってはいけないし、為すべきことは為さないと成功することはできない。だから、我々社会人というのは日々勉強し続ける必要がある、ということなんですね。
会話の中でのふとしたお話だったのですが、とっても「なるほどっ」と気付きをいただいた瞬間でした。
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