【堀越勝格の経営ノート】厳しいときこそ上を向く

【堀越勝格の経営ノート】厳しいときこそ上を向く

カテゴリ：堀越勝格の経営ノート

【堀越勝格の経営ノート】厳しいときこそ上を向く

以前、ある社員からこんなことを言われました。

「社長、最近いつも機嫌が悪そうですけど、そのせいか、なんだか会社全体の雰囲気が悪いんです。」

ドキッとしました。
その頃はいろいろと問題を抱えていたときでもありましたが、自分がそんな態度をとっている自覚がまったくなく、周囲に悪影響を与えているとは思いもよりませんでした。

経営をしていると、順風満帆なときばかりではなく、いろいろな困難がやってきます。
厳しい局面も多々あることでしょう。むしろ、困難のないときのほうがはるかに少ないとも言えるかもしれません。

人の問題… お金の問題… お客様からのクレーム… 近隣とのトラブル… などなど。ときには、「本当に、もうダメかもしれない」とさえ思えてくるような経験も、経営をしていれば一度や二度ではないことでしょう。

でも、結局はその困難を乗り切り、そして次の未来を切り開いていく、それをしたくて経営をしている、これもまた本音のところではないかと思います。そして、そうやって乗り越えていけるのは、社員の、従業員の皆さんが頑張ってくれるから、お客様が来てくれるからです。

人は、元気な人にはついてきますが、元気のない人にはついてこないものです。

だから、「厳しいときこそ上を向く」。これもまた、トップの重要な仕事だと思うのです。

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